2024年8月4日 Technology 映像の話【Technology】 最近は映像制作ソフト(Adobe Premiere ProやFinal Cut Pro)の解説動画や解説noteなどが一般的になってきました。以前、知り合いから動画編集ソフトを教えるオンラインサロンでもはじめたらどうかという提案もさましたが、コスパの悪い映像業界でそんなことをしては良くないので、偶然でも弊社のWEBサイトに辿り着いた方には少しばかり伝えていきたいと思います。プロとして始める前に知っておくべきのルールの話。 画角と解像度今の標準の画角は横:縦 = 16:9 。解像度とは一枚の画像を表現するための画素密度の数値。つまり、一つの16:9の画角をどれだけの点で埋めるのかというお話です。(厳密にいうと違うのですが、私も正確に理解していないので、そういうものとご認識ください)よく聞く規格でHD(ハーフHD)= 1280:720テレビHD = 1440:1080フルHD = 1920:10804K = 3840:2140(一例、4Kはカメラによって違います)などがありますが、数字が多い方が密度が高いので高精細でキレイという感じです。 フレームレート「動画」とは言い得て妙で動画編集はパラパラ漫画の考え方です。数学的な考え方で0秒から1秒の間には∞のスペースがあります。それを何枚の静止画をパラパラさせて表現するかという考え方がフレームレートです。映像がデジタルデータになることで今はあまり気にしない人も多いですが電波のルールがあります。日本標準では29.97fps(frames per second)。俗に30フレームと呼ばれますが1秒間を30枚(29.97枚)の静止画で表現します。ゲーミングモニターの144Hzなどは144fpsが安定して出力できるという考え方ですが、1秒のパラパラ漫画の枚数が増えるのでヌルヌル動きます。 カラーモード難しい話ではないのですが知っているかどうかで大きく見た目が変わります。主にCMYK(色の三原色)とRGB(光の三原色)のどちらかで表現されますが映像の場合はRGBです。インクのように全ての色を乗せると黒になるか、光のように全ての色を合わせると白になるかという考え方の違いですが、映像はもちろん発光物なのでRGBで考えます。 今回は最初の投稿でしたので映像のルールの話を簡単にまとめました。これからは映像制作、メタバース、AIなどジャンルは問わず書いていきたいと思います。